フィードバックを身につけて、リーダーシップを向上させる。

2015年1月19日

・リーダーが身につけておくべき、フィードバックとは

・お互いの成長に欠かせない、フィードバックの重要性

・効果的なフィードバックを実践するための「3つのポイント」

 

お互いの成長に欠かせない、フィードバックの重要性

「フィードバックを求めて、人はコミュニケーションを取る」

 

人は、自分自身では限られた情報しか得られないので、他人からのフィードバックを得ることで、さらなる具体的な情報を知りたいと感じています。

フィードバック

正しいフィードバックによって、チームのメンバーは、自分自身をさらに知ることが出来、目標に向けて着実に成長する機会を与えることができるのです。

 

リーダーは、

「フィードバック無くして、目標達成はありえない」

であることを意識し、正しい「フィードバック」の方法を知ることが大切です。

 

リーダーが身につけておくべき、フィードバックとは

「何を伝えるかでは無く、誰が伝えるか」

何度もこちらのブログで出てくる言葉ですが、まずは、相手との“信頼関係”が大切です。

 

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『リーダーシップに不可欠!メンバーを行動に導く“質問力”』

http://is.gd/vjA3Gv

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こちらのブログでも、相手との“ラポール”(信頼関係)を構築する方法が書かれていますので、ぜひ、参考にしてみてください。

 

大事なことは、相手の成長を願い、期待感を持って関わることが、リーダーとして、何より大切な姿勢です。

 

そして、

リーダーは、フィードバックをする際に以下の2つに気をつけていなくてはいけません。

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・フィードバックする側が、相手の目標を理解している。

・受け取る側が、フィードバックを求めている。

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具体的な手順としては、“同意を得る”ことがフィードバックを行う上で、とても大切です。

 

「フィードバックをして良いですか?」

「私が感じたことを、伝えても良いでしょうか?」

 

という同意を得ることで、その後のフィードバックが大変スムーズに進みます。

 

効果的なフィードバックを実践するための「3つのポイント」

 

相手に伝わる効果的なフィードバックには、「3つのポイント」があります。

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・客観的フィードバック

・主観的フィードバック

・フィードバックした感想を受ける

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・客観的フィードバック

相手の行動の結果や、数字、見えることなどを、事実として伝えることを、

「客観的フィードバック」

といいます。

 

「今月の訪問数は20件でしたね」

「今のプレゼンでは、最初から最後まで顔が下を向いていました」

 

以上のように、感じたこと、見たことをそのままに伝えることが、“客観的フィードバック”です。

 

ここで大事なことは、「判断」や「感情」を入らないようにすることです。

 

「訪問数が20件では、成果につながら無いよ」

 

というような伝え方になると、相手に“忠告”する要素が強くなり、「攻撃された」と感じますので、相手はフィードバックを受け取る気持ちになれなくなるのです。

 

客観的フィードバックでは、リーダーは決めつけるのでは無く、あくまでも“客観的”に伝えることが大切です。

 

・主観的フィードバック

客観的に伝えることだけでは無く、

「私はこう感じました」

という主観的なフィードバックも大切です。

 

「訪問数が20件では、私は物足りないと感じます」

「プレゼンで、目が合わないと、私は頼りなく感じました」

 

このように“私は”という伝え方を、「Iメッセージ」といいます。

 

責任を持って、伝えるフィードバックになり、相手もフィードバックを受け取りやすくなります。

 

良くないのは、

 

「みんなそう感じているよ」

「普通はこうだと思うけどね」

 

など、無責任なフィードバックでは、相手が素直に受け取るのは難しくなってしまいます。

 

・フィードバックした感想を受ける

リーダーは、フィードバックをして終わりではいけません。

 

“自分が伝えたいことを伝えたら終わり”では無く、大事なステップがあります。

 

それは、“フィードバックのフィードバックを受ける”ということです。

 

「今のフィードバックを聞いて、どう感じましたか?」

 

と、フィードバックを受けることが大事なのです。

 

それによって、相手がリーダーであるあなたのフィードバックをどう感じているか、効果的だったか、まだ知りたいと思っているかを、知ることができ、

さらに相手との信頼関係を構築していくことができるので、効果的な目標達成のサポートができるのです。

 

リーダーは、正しいフィードバックの方法を知り、チームのメンバーの成長に最大限に関わっていきましょう。