・リーダーに求められるのは「徹底力」
・どんな取り組みも“習慣化”されなければ意味が無い
・徹底するためのポイント
・リーダーに求められるのは「徹底力」
みなさんは、多くのことをやろうとして、結果“何もできなかった”という経験はありませんか。
真面目で、一生懸命な人ほど、「あれもやろう!」「これも大事だ!」と、多くのことをやろうとして、結果何もできていないということは多いものです。
特にリーダーは、
チームを成長させ、まとめ、成果へ導くためにも、「徹底力」を身に付け、取り組むべきことを「習慣化」していくことが重要なのです。
チームを成長させるには、リーダーの「徹底力」がカギになります。
皆さんも、取り組みを振り返り、着実に「徹底力」を身に付けていきましょう!
・どんな取り組みも“習慣化”されなければ意味が無い
素晴らしいスキルやノウハウだったとしても、チームに全く浸透しなければ、効果は出るはずもありません。
「これは素晴らしい取り組みだ!」
と思っても、チームのメンバーが全く取り組んでくれず、うやむやに終わってしまったこともあるのではないでしょうか。
リーダーは、何か素晴らしいスキルやノウハウを探してくるのが仕事では無く、いかにその取り組みを“浸透させるか”がリーダーの仕事なのです。
ここを理解していないと、何を学ぼうが、提示しようがチームのメンバーが取り組んでくれることは無いのですよ。
・徹底するためのポイント
では、どうすれば取り組みを徹底させることができるのか。
いくつかのポイントをお伝えしますよ。
・取り組みは“一つずつ”
一気に、あれもこれもと取り組んではいけません。
新しいことにチャレンジする時には、“一つずつ”取り組むことです。
「一点突破」で、物事に取り組むことは、成功への大事なポイントです。
“まずはこの取り組みを徹底的にやるぞ!”
という姿勢が何より重要なのです。
その一つの取り組みが習慣化するまでは、次の取り組みに移ってはいけません。
・意味や価値などを教育する
ほとんどの場合、リーダーは取り組みの“意味や価値”を理解していますが、チームのメンバーには“伝わっていない”ことが非常に多いです。
だから、チームのメンバーは「なんでこの取り組みをしなければならないのだろう」と、疑心暗鬼になってしまい、一生懸命に取り組んでくれないのです。
なので、
新しい物事に取り組む際には、“なぜこれが必要か”という教育が必要です。
勉強会を開いたり、プリントを作成して配ったり、折に触れ話をしたりなど、何度も何度も伝え続けることが重要です。
・毎日“チェック”する
続かない原因の大きなポイントが、取り組みを“チェックしていない”からなのです。
人は、やってもやらなくても同じであれば、基本的には行動をしなくなってしまいます。
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メンバーの行動量は“リーダーの関わり方”によって決まっている。
http://team-vision.jp/blog/kakawarikata-272.html
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こちらの記事にも書いていますが、チームのメンバーがどのように行動するのかは、“リーダーの関わり方”に大きく左右されるのです。
リーダーは新しい取り組みであれば、毎日行動をチェックし“できていれば褒め、できていなければ指摘する”ことが重要です。
特に重要なのは、チェックは“褒めるために行う”という視点を忘れないことです。
行動をチェックするのは、叱るためではありません。
できたことをきちんと褒め、習慣化させるためなのです。
「徹底力」を身につけ、チームを成長させられる“リーダー”として、頑張りましょう!