リーダーは“公平性”を心掛けろ!

2015年5月13日

・公平性がなぜ、大切なのか。

・ぶれるリーダーでは信頼されない。

・誰に対しても、公平に関われるリーダーになるには。

公平性がなぜ、大切なのか。

 

リーダーシップの大切な要素として、「公平性」があげられます。

リーダーは、誰に対しても贔屓することなく、同じように評価することが大切になります。

 

人は誰しも、自分の行動に対して「認めてほしい」と感じています。

同じように仕事に対して頑張ったとしても、“あの人は評価されるけど、私の仕事は評価されない”と感じてしまっては、行動に対する意欲が下がってしまうのです。

 

これは褒められるときだけでは無く、叱られる時も同じです。

同じようなことをしていても、“私は注意されるけど、あの人は注意されない”となれば、「なぜ、同じことをしていても対応が違うの?」と不信感を与えてしまいます。

 

逆に、リーダーが誰に対しても「公平性」を持って接することで、「私のこともきちんと見てくれている」「行動すれば、しっかりと評価される」と感じてくれれば、自主的に行動してくれるのです。

 

「公平に評価する」

ということは、それだけでチームの自主性を高めるとても大切なポイントなのです。

 

 

ぶれるリーダーでは信頼されない。

先日のブログでも記事にしましたが、“人は「不安」があると行動せず、「安心」すると自主的に行動に移す”という習性があります。

ぶれるリーダーは、なぜだめなのか。

それは、チームのメンバーが「不安」になるからです。

 

同じことをしていたとしても、気分や感情で対応が違う。
「同じように取り組んだのに、怒られた」

「気分で指示を出している」
とメンバーが感じるようになれば、
「どうせ、やってもきちんと評価されないのだから、真剣に取り組むのはやめよう」

という気持ちになってしまいます。

 

そうではなく、

 

「これはOK!」

「これはダメ!」

 

ということを、はっきりさせ、ぶれないリーダーになることで、“きちんと評価してくれる”と感じ、チームのメンバーは「安心」して行動に移してくれるのです。

 

誰に対しても、公平に関われるリーダーになるには。

 

では、どうしたらぶれずに、公平に関われるリーダーになれるのでしょうか。

それは、「理念」を作ることです。

 

どんなリーダーシップを発揮するのか。

どんなチームを目指すのか。
自分自身の“軸”となる「理念」を構築し、明確にすることで、ぶれない公平性のあるリーダーになれるのです。
“なぜぶれるのか”と言えば、それは“行き当たりばったりで行動しているから”なのです。

先に決めておけば、迷うことなく判断できるのです。

 

判断する基準を決めるということは、リーダーとして、とても大事なことなのです。

 

「理念」の作り方に関しては、こちらのブログの記事を参考にしてもらうといいと思います。

この理念を作成し、最初にチームのメンバーと共有することが大事です。
そうすれば、

“何がOKで、何がダメなのかがはっきりする”ので、メンバーは「安心」して行動に移してくれるのです。

 

軸のぶれない、公平性を持ったリーダーとして、頑張りましょう!