リーダーは“基準”を下げろ。

2015年5月19日

・メンバーに対して「やってもらって当たり前」だと思っていませんか。

・基準を下げることが、メンバーとの関係性を良好にする。

・指示ではなく、「お願い」にすれば、チームのムードは激変する。

 

・メンバーに対して「やってもらって当たり前」だと思っていませんか。

 

「基準を下げろ」

というタイトルを見て、「基準を上げろ」の間違いだと思った方もいるかもしれません。

 

もちろん、

リーダーは自分自身の行動や目標に対しては、“基準を上げる”“当たり前のレベルを高める”ことは、とても重要なことです。

 

ここでお伝えしているのは、「チームのメンバーに対する基準」についてです。

 

「もっと自分から気が付いてやってほしい」

「こんなこともできないのか」

 

など、大体どこに行っても同じような愚痴を、リーダーから耳にします。

 

実はここに大きな落とし穴があって、リーダーとメンバーが上手くいかないのは、「やって当たり前」だとリーダーが思っているからなのですよ。

 

当たり前だと思っているから、何事もイライラするし、罵倒したり、叱責ばかりが増えてしまう。

そうではなく、「今日もありがとう」という感謝や労いの言葉があってこそ、人は自主的に行動しようと思えます。

 

リーダーとメンバーとは、“立場の違い”だけであり、威張ったり、偉そうにしていいわけでは無いのです。

 

・基準を下げることが、メンバーとの関係性を良好にする。

 

リーダーは、メンバーが行動してくれるのが当たり前だと思っていてはいけません。

 

「何を伝えるかよりも、誰が伝えるか」

が大事だと、ブログでも何度もお伝えしてきましたが、結局“信頼関係”をいかに構築できるかによって、チームのメンバーの行動は変わっていき、ひいてはチームのパフォーマンスも向上していくのです。

 

メンバーが、仕事に取り組んでいてくれたら、

 

「今日もありがとう!」

「お疲れ様!」

 

など、労いの言葉を一言かけるだけでも、チームのムードは大きく変わっていきます。

 

チームのムードは「ありがとう」の数の多さで分かるのですが、パフォーマンスの高い職場では、「ありがとう」が多く飛び交っており、逆に低い職場では全くと言っていいほど、労いや感謝の言葉がないのです。

 

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『メンバーの行動量は“リーダーの関わり方”によって決まっている。』

http://team-vision.jp/blog/kakawarikata-272.html

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以前書いた記事の通り、リーダーである、あなたの言葉と行動によって、メンバーが主体的に行動するか、やる気が無く行動するかは決まっているのです。

 

・指示ではなく、「お願い」にすれば、チームのムードは激変する。

 

何かをしてもらうときも、言葉を変えることが大切です。

 

「Aさん、あそこの棚を整頓しておいて」

 

と指示や命令するのではなく、

 

「Aさん、通路側の棚を、整頓してもらえるかな?」

 

と、お願いにすると、受け取る側の気持ちも全く変わってきます。

 

お願いにしたら、“「嫌です」と言われないですか?”と心配する人もいますが、きちんと「信頼関係」ができていれば、“喜んで”行動してくれるものですよ。

 

「リーダーが言うことであれば、喜んでやります!」

という関係性を築かなければ、どんな勉強をしてもほとんど意味がないのです。

 

リーダーは、チームのメンバーのやってくれていることが「当たり前」だと思わず、労いや感謝の言葉、お願いするなど、正しく関わることで、チームのメンバーとリーダーの関係が良くなり、個人とチームのパフォーマンスが向上していくのです。