「失敗」を、早く経験する。

2016年3月2日

目標に向けて取り組んでいる時に、成長を加速する大事なポイントがある。 28

 

 

 

 

 

 

 

 

それは、「【失敗】を早く経験する」-ということ。

 

当たり前だが、誰もが一発で最初から上手くいくことは少ない。

中にはそういう人もいるかもしれないが、 ほとんどの人は、最初は失敗してしまう。

受験でも、

「初めてで、力を出し切れなかった」

「緊張して、解けるはずの問題が解けなかった」

こんな話を山ほど聞きます。

 

人は、「初めて」のこと、「知らない」ことなどに直面すると、「不安」を感じるものなのです。

「不安」を感じると、無意識の内に身体を守ろうとし、 能力を発揮しようとする力がセーブされてしまいます。

だから、「不安」があると、人はパフォーマンスを最大限発揮できないのです。

 

「練習ではできたのに」

「家では問題解けたのに」

こういう後悔をすることになってしまうのです。

 

では、どうしたら実力・パフォーマンスを最大限に発揮出きるのか

それは、 「何度も経験する」 これが何より大事。

何度もいうとおり、最初から上手く行く人はいません。

しかし、何度か繰り返していくと、失敗した所を改善し、雰囲気にも慣れてきて「成功」する人が現れる。

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早かれ、遅かれ、何度か繰り返していくと、 きちんと準備していけば、「成果を出せる」ということ。

だから、失敗を恐れず、早めに「挑戦」することが大事。

その中から、

「良かった点」

「改善した方がいい点」

を見つけ出し、 次につなげていき、「成果を出せる」ポイントを早めに持ってくることが大事なのです。

その繰り返しと、「雰囲気に慣れる」ことで、成果が出るようになる。

この流れがとても大事なのです。

やはり「慣れ」はとても大きいのです。

私も教師時代、選手には多く試合に出場することを意識させていました。

成功しようと、目標を立て、努力していくけれど、上手くいかないこともあります。

 

そこで上記のように、「改善」して、また目標に向かう。

この「改善のサイクル」を早く回せば回すほど、精度の高い取り組みができるようになるのです。

 

「失敗は成功の母」ともいいます。

失敗を恐れず、「成功に近づいているんだ」と気持ちを前向きに頑張りましょう!