「教育を通じて人と組織の”ビジョンの実現”に貢献する」 TEAM-VISION ビジョンプロデューサー、井坂です。 週末は、 “富山”⇒“大阪” と出張で、 総移動距離にすると、 約「700km」でしょうか。 充実した時間を過ごさせていただきました。 土曜日は、 富山での「富山本気塾特別講義」1日目を。 日曜日は、 大阪で「原田隆史の還暦講座“原田イズム”」3日目を。 たまたま、 どちらも“3時間”の講義時間となっております。 みなさん熱心です。 積極的です。 素晴らしい姿勢です。 ただ、 ここからが本質といいますか、 大事なところですが、 やはり、 同じ講義を受講している人でも、 “差” が出ます。 突き抜けた成果を出す人もいれば、 そうでない人もいる。 当然私たちは、 みなさんに成果を出して欲しい、 目標達成して欲しいと思い、 講義を行っています。 でも、差が出る。 その「差」とは、 一体、何に原因があるのか。 私は、教師時代、 今から16年前に原田隆史先生に出会いました。 当時の「東京教師塾」にて、 原田隆史先生の講義を受講させていただきました。 最初は、 「講義を受ければ、自分が変わる」 と思っていました。 “講義を受ける” ことで、 自分の人生が変わると思っていたのです。 だからこそ、 “行くことが大事” “参加すればOK” という思いで取り組んでいました。 しかし、 あまり成果が出ないのです。 そんな時、 講義で原田隆史先生から、 このようなお話がありました。 「松虫中学校では、5年で日本一が13回生まれている。 練習時間も短い。 公立中学校なので、地域の“普通”の中学生が日本一になる。 その“秘密”を知ろうと多くの人が練習を見学に来る。 でも、日本一になれない。 なぜだと思う?」 確かに。 同じような練習をしても、 日本一には届かない。 それどころか、地域で一番になることも難しい。 “なぜだろう?” とても不思議でした。 原田隆史先生は、 こう教えてくれました。 「多くの人は、練習の“2時間”が大事だと思っている。 でも、練習を頑張るのは普通。 どこもやっている。 私たちは違う。 練習以外の“22時間”を大事にしているから、 日本一を連発できる」 “なるほど!” と思いました。 だからこそ、「心・技・体・生活」なのか。 “生活” というキーワードが、 なぜ、入っているのか。 大きなヒントがそこにはあったのです。 月に1回の講義、“3時間”の講義であれば、 24時間×30日として「720時間」 講義を抜いた、 残りの「717時間」の使い方が、 “大きな差” を生んでいる。 講義を真剣に受けるのは当たり前。 そこでは差はつかない。 大事なのは“講義以外の時間” なのです。 講義で教えてもらうのは、 スキルやノウハウです。 それを、 残りの時間で、どのように実践するのか。 そこに、 大きなヒントがあるのです。