リーダーの“本気の姿勢”とは。

2015年1月6日

・リーダーとは「覚悟」が大切。

・情熱、思い、覚悟など、気持ちは大事だが、具体的にどうすれば良いのか。

・“伝わらない”のでは無く、“伝えきれていない”

 

新しい一年が始まり、

「今年こそは、頑張るぞ!」

と、気持ちも新たに活動をはじめられていると思います。

 

リーダーは、

チームのメンバーに、いかに「思い」を伝えていけるかが、

チームの成果を分ける、大事なポイントになります。

 

良く、

私が受ける悩みや問題に、

 

「なかなか部下が分かってくれない」

「思ったように、行動してくれないんだよ」

 
こんな言葉をリーダー的立場の方から良く聞きます。

 

確かに、

リーダーの思いとはうらはらに、

チームのメンバーは思ったように行動してくれないのが、

現状として、多い悩みだと思います。

 

実はほとんどの場合“伝わっていない”

 

しかし、

いつも私が感じるのは、

ほとんどの方が”全く”と言っていいほど、

「伝えていない」

のです。

 

「伝わっていない」

のでは無く、

「伝えきれていない」

のです。

 

 

月に1度の朝礼で、

とか、

プリントにして貼ってあるから、

ぐらい で、

想いや理念が浸透する訳がありません。

 

 

チームのメンバーは、

目の前のことで精一杯なので、

一回言われたぐらいでは、

ほとんど“覚えていない”のです。

 

“伝わる”まで伝えきる

私も何百・何千号というクラブ通信や、学級通信など、

自分の思いを「これでもか」と伝えるからこそ、

チーム全体が同じ 方向に向かって進むことができるのです。

 

 

指導するとは、

リーダーと、部下の「根比べ」であり、

それこそが、

“リーダーの本気の姿勢”

なのだと感じます。

 

 

リーダーと部下との根競べに負けずに、

リーダーは伝えきっていかなくてはいけないのです。

 

【部 下に対して、

1日100回この言葉を投げかけ、

またこの精神に則って判断を下し、

行動面でも実践していくのが、

本物のリーダーの条件である】

(永守重信)

 

まさにこの言葉の通りだと感じます。

 

 

文字にして伝える大切さ

 

そして、

私が大事だと感じるのは、

「文字にして(形にして)伝える」

ということです。

 

 

人はどうしても口頭で言われただけでは、

なかなか覚えるのは難しいものです。

 

ぜひ、リーダーの方には、

「文字」

にして伝える“習慣”を身につけてください。

 

・〇〇通信

・〇〇レター

 

など、文字にして伝えることで、

格段にチームのメンバーの動きが変わり、

行動に移してくれるようになりますからね。

 

 

できれば週1回、

難しければ月に1回でも、

形にして伝えることは、

“リーダーの本気の姿勢”

を伝えるのに、非常に効果的です。

 

私も、

常にプリントにして伝えることを、

普段から意識しています。

 

“思いを形にする”

ことを、ぜひ実践してみて下さいね。