「内容を見てみると知っていることばかりで、正直がっかりした」
「始めればすぐに分かることばかり」
「大した内容じゃなく、言い尽くされたことばかり」
よく、こんな意見を聞くことがあります。
「今どき、そんな考え古いですよ」
「それって、効果あるんですか?」
こういう意見も聞くことがあります。
でも、分かっていることがひとつだけあると思うんですね。
それは、「やればわかる」と言うことです。
もちろん、ただ闇雲に取り組めば良いわけではありません。
大事なことは、情報を精選し、目標達成の確率が高まる行動を、できるだけ早く“スピード感”を持って、取り組んでいくのです。
ただ、評論家といいますか、やってもいないのに、あーでもない、こーでもないと言う人は多いのも事実です。
先日も、ある経営者の方とお話させていただいた時に、こんなことを仰られていました。
「“ギャラリー”になったらダメなんだ、“プレイヤー“でいなくてはいけない」
とても素晴らしい言葉ですよね。
自分は何の責任もないところで、「評論家」になって色々語るのは構いませんが、それでは結果につながりません。
どんなに素晴らしい知識も、それだけで成果につながる訳では無いのです。
結果を出す人は「行動」した人だけなのです。
そして大切なことは、意欲が高まっている、「その時」に行動に移すこと。
私は、いつも思い出す場面があります。
初めて、教師塾に参加した次の日の朝、たまたま原田隆史先生と朝食をご一緒する機会に恵まれたのです。
前日は3時(27時のことです)過ぎまで会が続いていました。
そして朝食をご一緒させていただいた時に、先生にこう聞かれたのです。
「日誌は書いたかな?」
どういうことかと言いますと、前日の教師塾の学びの中に「日誌」という取り組みがあり、その際に、先生は「学んだらすぐやるんです!タイミング・イズ・マネーが大事です。」と仰られました。
しかし、私は「終わった時間も遅いし、まあ明日からでいいだろう」と思って、行動しなかったのです。
「自分を変えたい」
そんな思いで教師塾に参加したのに、いかに自分が甘かったのかを、その時心から反省しました。
もちろん、その後すぐに日誌を書いたのは言うまでもありません。
やはり、「実践」「行動」はとても大事なのです。
「やるか、やらないか」では、結果として“大きな差”になっていくのです。
実践あるのみです、一緒に頑張りましょう!!