・リーダーシップの3つのステップ
・リーダーは、まずは自分自身をリードすることができていなければならない。
・主体変容こそが、リーダーの一番大事な姿勢
・リーダーシップの3つのステップ
世の中で活躍しているリーダーが、最初から素晴らしいリーダーであったわけではありません。
誰もが、最初から素晴らしい“リーダーシップ”を発揮していたわけではないのです。
リーダーシップには、3つのステップがあります。
NPO法人・ISLの野田智義氏は、
リーダーの誰もが最初からリーダーであったわけでもなく、リーダーになろうとしたわけでもない
と述べています。
最初は、自分自身の小さな好奇心、「これをやってみたい!」「見たことの無い、景色を観てみたい」という、純粋な動機に動かされて一歩踏み出しているのです。
その一歩からリーダーシップは始まるのです。
野田氏は、リーダーシップを以下の3つの段階に分けています。
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●リード・ザ・セルフ(自らをリードする)
↓
●リード・ザ・ピープル(人々をリードする)
↓
●リード・ザ・ソサイティ(社会をリードする)
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野田氏は、これを”リーダーシップの旅”と呼んでおり、たった一人で未知の世界へ踏み出すところから、リーダーシップは始まるのです。
たとえば、世の中の神話や物語も、最後は大きなことを成し遂げる主人公も、最初は”一人”から始まり、その行動やビジョンに周りが巻き込まれていくのです。
・リーダーは、まずは自分自身をリードすることができていなければならない。
このことからも、リーダーは、まず‴自分自身”をリードすることから始まるのです。
自分をリードするとは、自身が描いた”ビジョン”に向けて、日々自分自身をリードできているかということです。
たとえば、
資格試験があれば、遊びたい、飲みに行きたい誘惑もある中で、いかに自分をコントロールし、ビジョン達成に向けて行動できているか。
良好な人間関係を構築したければ、まず自分自身からコミュニケーションをとっているか。
など、自分自身をどれだけ強く“リードできているか”が大切なのです。
リーダーシップとは、まずは自分自身をいかにリードできるかから始まるのです。
その一歩から、周りを巻き込み、社会を巻き込んでいくのです。
・主体変容こそが、リーダーの一番大事な姿勢
私はリーダーとして、一番重要な姿勢は「主体変容」だとお伝えしています。
パナソニック創業者の松下幸之助翁は、”自分を変えなさい”と言われていますが、自分がまず行動することからすべては始まっていくのです。
リーダーとして、新しく一歩を踏み出すみなさんは、まず“自分がやるべき一歩”を決め、行動することから始まります。
みなさんのやるべき一歩は何でしょうか。
ぜひ、勇気をもって最初の一歩を踏み出してみてくださいね。
そこからすべてが始まりますよ。