・オリンピックでメダルを獲得する”絶対条件”とは。
「最高でも金、最低でも金」
2000年に開催された、シドニー五輪での、
女子柔道谷亮子選手の名言。
皆さんも聞かれたことがあるかと思います。
昨日、開幕したリオオリンピック。
過去最高の「601人」の選手たちが、晴れ舞台で頑張ってくれることと思います。
ちなみに、
日本選手団のメダル目標は「30個」。
601人の選手団ですから”20人に1人”の確率になりますね。
日本の代表選手でも、世界の舞台で”メダルを獲得する”ことは、簡単なことでは無いことが分かります。
では、”メダルを獲得するための絶対条件”とは、一体何なのでしょうか?
「能力」
「環境」
「運」
他にもあるかもしれません。
当たり前ですが、その競技の専門的な”能力”は無くてはなりません。
自分の力を発揮するための”環境”も大事です。
組み合わせなどの”運”も必要でしょう。
でも、
これらだけで”メダルを獲得できる”訳ではないのです。
では、
メダルを獲得するための”絶対条件”とは何なのでしょうか。
それは、
「メダルを取ると”決める”」
ことなのです。
冒頭の谷亮子選手の、
「最高でも金、最低でも金」
という言葉が、まさに”決める”ということ。
どんな状況でも「金メダルを獲得する」と、”決める”ことが、メダルを獲得するための”絶対条件”なのです。
「やってみなければ分からない」
「上手く行けば」
「調子によっては」
という、言葉でごまかしているうちは、狙って成果を出すことは難しいのです。
私が師事している原田隆史先生には、
「100の仕事に200の準備」
と、教えていただきました。
そして、
「勝負は始まる前に決まっている」
とも。
オリンピックに出場する選手全員に、”金メダルのチャンスがあるわけでは無い”のです。
金メダルを獲得するチャンスがあるのは、”金メダルを獲得すると決めて、準備してきた人だけ”なのです。
皆さんは、手に入れたい、実現したい未来について、明確に“形”にしているでしょうか。
全ては“未来を描く”ことから始まります。
「絶対に達成して見せる!」
「必ずやるぞ!」
という、覚悟を持てるかどうかが、成功できるかどうかの大きなポイントなのです。