なりたいリーダー像に、近づくために。

2015年11月11日

・私はリーダー向きではないからという人へ。

・人はなりたい自分になることができる。

・「アズ・イフの法則」

 

私はリーダー向きではないからという人へ。

 

「私はリーダー向きではないんです」

「あまり人を引っ張るタイプじゃないから…」

 

リーダー的な立場にいる方でも、上記のような言葉を口にされる人も多くみられます。

チームをまとめるリーダーには、色んなタイプがあります。

 

“グイグイと周りを引っ張るタイプの親分肌のリーダー”

“縁の下の力持ちのように、周りを立てるタイプのリーダー”

“あまり感情を表に出さず、冷静に分析するタイプのリーダー”

 

どれが正解で、どれが間違いということはありません。

ここで大事なことは、リーダーシップには色んな形があり、まずは“自分がどうしたいか”という「あり方」を決めることが重要だということです。

 

どうしても人は、どう在りたいかという自分の軸を忘れて、どうしたら良いかという手法に走りがちです。

まずはあなたがどうしたいのか。

チームのために、どうありたいのかをを考えることが重要です。

 

 

人はなりたい自分になることができる。

 

「そう言われても、厳しいリーダーになりたいと思うけれど、私は言えないタイプだから…」

という声も良く聞きます。

確かに気持ちも分かります。

 

でも、ここでとても重要なことをお伝えしますね。

それは、人は“なりたい自分になることができる”ということです。

 

皆さんが理想にする、目指したいと思っている上司や先生、

憧れるような経営者、芸能人、

カリスマと呼ばれるような人でも、

みんな、なろうと思ってそうなっているんだということなのです。

 

誰しもが、最初からカリスマだったわけでは無く、なろうと思って現在の姿があるのです。

人は、なりたい自分になることができるのです。

 

 

「アズ・イフの法則」

 

アメリカ心理学の父、ウィリアム・ジェームズは以下のように語っています。

 

「なにか美点を身につけたいときには、すでに備わっているように行動すればよい」(ウィリアム・ジェームズ)

 

この思想を理論化したものが「アズ・イフの法則」(リチャード・ワイズマン)と言います。

 

あなたが“こうなりたい”“こんなリーダーになりたい”と思えば、そのように振る舞うことで実際にそうなっていくのです。

「まるで~のように行動する」

なりきることの重要性は、非常に大切なのです。

 

皆さんが目指すリーダーの振る舞いにはどんなものがありますか?

“言葉遣い”や“服装”、“態度”や“表情”など、細かく書き出してみてください。

そこから、まず自分ができるものを一つずつ行動に移してみてください。

 

私が特におすすめなのは、「服装」です。

“外見を変える”というのは、それだけで大きな効果があります。

 

皆さんが理想とするリーダーの方と同じ上着を着てみるとか、眼鏡をイメージする眼鏡に変えてみるとか、何かを行動する、変えていくことで、なりたい自分に近づいていくのです。

 

私も小さなころは人前で話すことが苦手で、引っ込み思案な少年でした。

しかし、現在のように人に関わり、勇気や元気を与えようと思えば、私が弱気な姿勢を見せていてはダメなのだと気づき、それから、どんな自分になりたいかを考え、行動してきたのです。

 

なりたいリーダー像に近づくために、まずは何を行いますか。

行動によって、未来は変わっていきますからね。